書 名 :地底の夜明け
副書名 : 常磐炭田鉱夫組合血戦実録
 (磐城・入山炭鉱争議秘話)
著者名 :高原 浅市 
発行者 :「常磐炭田鉱夫組合血戦実録」刊行会
編集 日々の新聞社
出版地 :福島県いわき市 
発行所 :纂集堂 0246-23-9051
出版年月 :2004.7月10日刊行
価 格 :2,000円(税込)。 送料300円 
ページ数 :380p
大きさ :A4版 並製本 
  :ある坑夫の闘いの記録
 ときは大正末期から昭和のはじめ。その労働運動黎明期に炭鉱という閉ざされた社会で、人間らしい生活を求めて闘い続けた、若い坑夫がいた。これは、一人の坑夫の目から見た80年前の常磐炭田の姿が克明に記録されている。  
  :執筆にあたって 一部
 夜来の雨が晴れて、夏を呼ぶ太陽の熱っぽい光がさんさんと新緑にふりそそぐ東京は上野の山。薫風がさわやかに流れ込む下谷公会堂で「日本鉱山労働組合」(日鉱)第八回全国大会が開かれた。昭和28年(1953)6月の事だ。・・・・・
言 語 :日本語
所 蔵
目 次

 

  口絵
  執筆にあたって
第一章 特殊な社会
第二章 胎動

第三章

組合結成へ
  閑話休題
第四章 決起 
第五章 暁の襲撃
第六章 調停
第七章 入山の首切り
第八章 藤原炭鉱の闘い
終章  
余禄 (補足の頁)
 町田竪坑坑内火災
 入山争議惨敗宣言
 離合集散懐旧談
  出版までの事
 まぼろしの序文(激動期の磐炭争議の記録)
 未刊行のあとがき
 あとがき(改訂版『地底に燃える』)
 次世代へのバトン(あとがきに代えて)
  常磐炭田史略年表