福島民友新聞「常磐炭田開田150年を記念した講演会」
12月14日(水)の福島民友新聞に、常磐炭田開田150年を記念した講演会がこのほど、いわき市文化センターで開かれ、参加者(約150名)が炭鉱閉山後に4000人以上に上った離職者の追跡調査のデータ等について学んだ。 講師として、1960年代から常磐炭鉱と地域社会のかかわりについて調査を続けている早稲田大学の正岡寛司教授が『大閉山と離職労働者のその後』と題して、同教授が中心となって進めている1972年の常磐炭鉱閉山に伴う離職者追跡調査の中間発表を行った。 その中で、正岡教授は追跡調査は現在80%以上進んでいて、調査に回答を寄せた離職者の約90%が「いわきの土地柄に愛着がある」としていることや同約83%が「炭鉱で働いたことが日本経済の発展に貢献した」と考え、約66%が閉山時期について肯定的な見方をしていることなどを紹介した。との記事が掲載されていました。