いわき民報「炭鉱(ヤマ)へのまなざし」
9月1日の「いわき民報」に市立美術館の企画展「炭鉱(ヤマ)へのまなざし」に合わせた公開講座が先月29日に同館のセミナー室で開かれた事が書いてあります。会期の最後を締めくくる講座で常磐炭田史研究会の「郷武夫さん」と俳人協会員の「結城良一さん」の二人が、文学と俳句・短歌から見た炭鉱について講演。両講座合わせて約90人が聴講したそうです。
郷さんは「文学に現れた坑夫」をテーマに小説などに登場する炭鉱労働者の事を、炭鉱で20年の労働経験を持つ結城さんは「坑夫らの俳句、短歌」と題して、炭鉱労働者が詠んだ俳句・短歌を紹介、聴講者は実体験を踏まえた解説に熱心に聴き入ったそうです。