「いわき市石炭・化石館」「みろく沢炭鉱資料館」「北茨城市歴史民俗資料館」には常磐炭田の姿を伝える大事な展示物が並んでいます。
しかしこれらは直接私たちに語りかけてはくれません。
常磐炭田についての書物・映像・絵画・記念碑或は遺跡等はこれを補ってくれます。
しかし、多くのことがそして一番大事なことが常磐炭田に関心を持って下さるかたに伝えられるようになっていないと思います。
それは 常磐炭田に係った多くの方々の「体験」です。
「体験」が「ことば」では伝えきれないものですが、とはいえ先ずは「ことば」で伝えるしかありません。

このホームページの「出版物」にもご本人の或は第三者の聞き書きによる数件の「体験」を伝えるものがあります。
何れもとても貴重ですが、常磐炭田という「ひとつの社会」には まだ言葉になっていない多くの面がある筈です。
是非多くの方に「自分史」を書いて出版して頂きたいと思いますし、或はご家族・お知り合いのお話を活字にして戴きたいと思います。
このような出版物をご存知でしたら是非お知らせください。
又未発表のものがありましたらこのホームページに掲載させて戴きたいと思います。
更に多くの方にこのホームページに掲載するために書いて戴きたいと思います。
お問い合わせはどうぞお気軽に下記へお願い致します。

住 所 〒972-8321
福島県いわき市常磐湯本町辰ノ口1
一般財団法人 東部石炭懇話会内   
電 話 0246-43-3111
FAX 0246-42-3416
Email  

 

 「出版物」でご紹介してある炭坑体験を記したものは次のとおりです。

幸運に生きた八十年 (庄司速旺)
戦後の炭鉱の思い出(「かぼちゃと防空ずきん」に収録)(黒田正之) 
手記 忘れ得ぬ炭鉱の体験(作田年徳)
発破音 結城良一句集  その他句集・歌集・小説
炭砿の思い出(旧西部炭砿採炭課職制会)
傘寿を生きて(佐藤幸雄)

 

 又、聞き書きとしては次の3件をご紹介してあります。

地底の青春(女あと山の記)(真尾悦子)
聞きがたり 茨城の炭礦に生きた人たち(炭礦の社会史研究会)
写真記録 常磐炭坑(大森幹之) 

 

 なお、原稿の形でお寄せ戴きましたもの数篇、掲載致します。(2004,3,16)

常磐炭砿の学卒者たち(中田信夫)
炭砿あれこれ(中田信夫)
元常磐炭砿社長「大越新氏」を偲ぶ(中田信夫)
思い出(徒然なるままに)(寺本格)
西独炭鉱派遣のオール常磐(櫻井文次郎)
炭坑の思い出(大角暢)
山神祭の思い出(菅原正之)

 

 その後、下記の聞き書きがあることをお教えいただきました。

ヤマはふるさと(常磐炭田物語)(草野日出雄) はましん企画 昭和50年

 

「書きたいが どうも文章にするのが苦手だ」という方のために「いわき自分史の会」の吉田静江会長に ご協力・ご指導をお願いしています。どうぞご相談ください。 管理者