常磐炭田史研究会第二回エクスカーション(炭田地域巡検)が11月23日好天に恵まれた中で開催されました。
常磐炭田史研究会第二回エクスカーション(炭田地域巡検)が11月23日好天に恵まれた中で開催されました。一般参加者33名を含め、総勢56名の盛況で大型バスの補助席全部使っての巡検となりました。北茨城市にある石炭積み出し用の「万石」や鉄道輸送跡(実際小さな鉄橋や長く伸びた鉄道跡地が残っております。)、大手炭鉱の鉱業所跡地や職員倶楽部、山神社、炭住、世話所(石炭化石館にある復元された世話所のモデルとなった本物)、等を見学し、バスの中では研究会員の得意分野のレクチャーがあり、参加者は往時の盛況と現在の状況を見聞して有意義な一日になったようであります。
参加した小学生から「いわきには石炭があるのに何故東京にはないのですか?」という鋭い質問には会員から明快な回答があって、一同納得しました。後半は勿来方部の遺構やかつて専用鉄道があった場所(専用鉄道は本当に奥が深い。先ほどの小学生も小宅さんが書いた専用鉄道の専門書で勉強しているようです。)なども見学し、いわき市役所前で解散となりました。
当日の巡検資料は当懇話会でも保管しております。