平成23年度常磐炭田史研究会総会
*11月6日(土)東日本大震災の影響で延期されていた平成23年度常磐炭田史研究会総会がいわき市常磐湯本の常磐共同ガス㈱3階会議室で開催された。資料寄贈者へ感謝状の贈呈後、大谷会長が議長に選出され審議が開始された。議案は以下の通り。
議案(1)平成22年度活動報告
(2)平成22年度収支決算並びに監査報告
(3)平成23年度活動計画
(4)平成23年度収支予算
(5)規約変更
(6)役員改選
提出議案はいずれも承認され総会は終了した。議案(4)の今年度事業計画の主な内容は①炭鉱遺産の学術調査、②常磐炭田炭鉱史の作成、③全国巡検・調査旅行の実施、④全国炭田地域団体との調査研究推進とネットワーク機能の充実、⑤炭鉱画家「菊池正男」作品の活用、⑥常磐炭田聞き書き活動とまとめ、⑦炭鉱関係資料の収集保存・・・等である。尚、会員には機関誌「常磐炭田史研究第8号」、「常磐炭田巡検資料集成<その2>」が配布された(「菊池正男図録」は総会前に会員には配布済み)。引き続き「常磐炭田地域における人々の記憶と時制~聞き書き活動から見えてきた事~」というテーマで研究会が開催され、会員である渡辺文久、結城良一、佐久間宏殷、菊池真弓、菅野昌史各氏から報告があった。研究会では活発な意見も出され、午後4時30分に終了した。