文字で書かれ映像になり絵画・彫刻で表現されたものの外に尚かってこの地域に炭鉱があったからこそ人々の生活の中に残されているものがあると思います。
これが適当な言葉と言えるかどうかは識者のご指導を待ちますがこれらのものを何らかの形で掘り出し整理しておきたいと思います。
例えば
日常会話に取り込まれている炭坑用語があるのではないでしょうか。
閉山した炭鉱の山神社の祭典がその地域の方々によって続けられているところがあると伺っています。
「常磐炭鉱節」も節は残っていますが多くの歌詞はどなたか収集して下さっているのでしょうか。
「常磐炭鉱砿歌」「常磐炭鉱応援歌」なども一企業のものではありましたが保存しておきたい思いです。
中には将来いや既にそれが炭鉱に由来するものとは分らなくなっているものもあると思います。
このような課題にとりくんでおられる方はおられないでしょうか。
現在存じ上げているものとしては
又、「ヤマはふるさと」(草野日出雄)は「他郷の炭田には庶民のくらしを語る民俗史があるのに、どうゆうものか常磐炭田にはそれが見当たらない・・・。」と考え、「むかし『たんやま』といわれた一帯を巡って探訪を続け」て編集したもので、和田文夫氏(日本民俗学会会員)の校閲を受けておられます。
この分野についての研究者・出版物等についてご存知の方のご支援をお願い致したく存じます。