いわき民報「昔のいわき、今のいわき」、「炭鉱(ヤマ)へのまなざし」
8月28日「いわき民報」の「昔のいわき、今のいわき」第32話に平・城東にあった常磐炭砿平火力発電所の記事が掲載されております。大正9年10月に常磐炭砿㈱の前進である磐城炭砿㈱の手によって夏井川の河畔に完成し、その後自社の排水、通気のための電力に使用した。それから50年余り、常磐炭砿の発展に寄与したが、公害規制が厳しくなり、昭和52年10月に撤去された。昭和40年頃は最新鋭の設備を備え、採炭の際、邪魔とされていた沈殿微粉炭を燃焼活用し、磐城砿業所の保安電力の65%を賄ったそうです。現在は「マルト城東店」となり昔日の面影はありません。
8月27日「いわき民報」に「炭鉱(ヤマ)へのまなざし」-常磐炭田と美術ー㊦としていわき市立美術館で開催中の炭鉱関連の展覧会にある作品のうち、主に写真について学芸員の杉浦氏の解説が掲載されております。夫々の写真と作者の紹介と「本展を通して美術家や写真家の多様なまなざしを確認し、各自が現在の地点からリアリティを持って、炭鉱について、また彼らのまなざしの先にあった人間について見つめなおすきっかけになれば幸いである。」と結んでおります。